歳時記
毎年、今日になってみて「ああそうだった」、と思うのですが
29日、というのは
大晦日以上に年末がくる、ということを各所で実感します。
28日まで、にわかに忙しかった外回りの人々が
29日になると、パタッと少なくなり、
それは、道の込み方にも表れますが
神社もそうです。28日は妙に混んでいたかと思うと
29日となると、家の中の準備(残っている掃除とか、新年の準備とか、年賀状の追い込みとか?)に忙しくなるのか、境内の人々の比率が圧倒的に外国人観光客に偏っています。
そして、生鮮品を売る商店などの人手は反対で、
今日がピーク。ここから元日まで、店に置いてある食材は全く同じもの
(市場があかない)ので、今日いちばん良い物を買っておくのが鉄則と
心得る主婦たちが多く集うのが29日の午前中。
そんな‟歳時記”を観察できる地域に住んでいることが
なにより楽しく、有り難く、年末の感謝を覚えます。