‟福祉行政の穴”を見ました。。ありがたいのに。。。
今日のある事業所での見学面談は、masaのことなのでまた希望を持てる!と
期待して伺いました。
福祉事業所としては珍しく、株式会社の形態をとっている職員様の
皆さんが、あらためて紹介していただいた意味を理解できる、しっかりとした
雰囲気でした。
ところが・・・
そんなに気に行った場所だったのに、
ここ、つまり‟就労移行支援事業所”に通うには、B型事業所での契約や
一般アルバイトなどの雇用契約があると‟受給者証”というのがいただけないのだそうで、ここに今のお仕事以外の日に通って、生きる力を養うトレーニングを受ける、
ということはできない、というのが現在の札幌市の福祉行政のルールなのだそうです。
更に、masaの演奏をお仕事をきっかけとして、週1・2で体験させていただけそうな
B型事業所での就労も、今のお仕事があると受給者証が下りないのだそうです。
そのような事情を聴きながら、
何を優先していけば良いのか、面談の間じゅう、ずっと頭がうごめいていたのでしょう・・。暗くなって家にたどり着いた時には、
今夜の習い事をお休みしたい疲れ具合でした。
今後の就労のチャンスに太くつながりそうな、移行支援を受けるために
今の、ご縁を全て断ち切り、演奏のお仕事を消してしまう、という選択をする
勇気がありません。
演奏の機会は、なによりも練習と音楽を広げていくモチベーションになるからです。
どうしよう・・・。
難しい選択を、masaの進路についても提示されてしまうとは、
予測していなかっただけに、今日は疲れたかな。。。
しかし、masaはと言うと、さすがの若者。
私と同じように帰宅後補給した食事を身体に入れると、すっかり元気になって、
「お休みしてもいいのだけれど」と弱音を吐いている母に、
「kumon行く♪」と・・。
その後、いつもの火曜日の動きを経て、迎えの運転中は
珍しく、疲れすぎて気持ち悪くなっていた私でした。
やわな自分に、驚くほど疲れていました。
泣きたいような・・・疲労感、というのをこれからは記憶してくのでしょう・
と
体験しました。