~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

‟福祉行政の穴”を見ました。。ありがたいのに。。。

今日のある事業所での見学面談は、masaのことなのでまた希望を持てる!と

期待して伺いました。

福祉事業所としては珍しく、株式会社の形態をとっている職員様の

皆さんが、あらためて紹介していただいた意味を理解できる、しっかりとした

雰囲気でした。

 

ところが・・・

そんなに気に行った場所だったのに、

ここ、つまり‟就労移行支援事業所”に通うには、B型事業所での契約や

一般アルバイトなどの雇用契約があると‟受給者証”というのがいただけないのだそうで、ここに今のお仕事以外の日に通って、生きる力を養うトレーニングを受ける、

ということはできない、というのが現在の札幌市の福祉行政のルールなのだそうです。

 

更に、masaの演奏をお仕事をきっかけとして、週1・2で体験させていただけそうな

B型事業所での就労も、今のお仕事があると受給者証が下りないのだそうです。

 

そのような事情を聴きながら、

何を優先していけば良いのか、面談の間じゅう、ずっと頭がうごめいていたのでしょう・・。暗くなって家にたどり着いた時には、

今夜の習い事をお休みしたい疲れ具合でした。

 

今後の就労のチャンスに太くつながりそうな、移行支援を受けるために

今の、ご縁を全て断ち切り、演奏のお仕事を消してしまう、という選択をする

勇気がありません。

演奏の機会は、なによりも練習と音楽を広げていくモチベーションになるからです。

どうしよう・・・。

難しい選択を、masaの進路についても提示されてしまうとは、

予測していなかっただけに、今日は疲れたかな。。。

 

しかし、masaはと言うと、さすがの若者。

私と同じように帰宅後補給した食事を身体に入れると、すっかり元気になって、

「お休みしてもいいのだけれど」と弱音を吐いている母に、

「kumon行く♪」と・・。

 

その後、いつもの火曜日の動きを経て、迎えの運転中は

珍しく、疲れすぎて気持ち悪くなっていた私でした。

 

やわな自分に、驚くほど疲れていました。

泣きたいような・・・疲労感、というのをこれからは記憶してくのでしょう・

体験しました。