孤独
夜からは冷たい雨が降り始めました。
masaを公文の教室に送り届け、肩の治療に行った後立ち寄った
夜のスーパーで、とてつもない孤独感が襲ってきました。
夜の時間帯の惣菜売り場には、独身らしい男性たちばかりが
値引き後のお惣菜の吟味をする妙な列ができていました。
女性はいません。
私と同じかそれ以上の男性ばかりが、お惣菜を吟味する姿は
それぞれに寂しさを背負った表情に見えました。
でも、その時間、スーパーをうろうろしている女性はいませんでした。
誰にも見られず、誰にも知られず暮らしていた
22年前のある地方都市での、‟人並み”を与えられないmasaと2人の孤独を
思い出していました。
今唯一残されているのはmasaが健全に生きていってくれる希望だけ。
この希望をつなぐモチベーションをどのように守っていけば良いのだろう。
そんなことを考え、泣きそうになりながら、夜のスーパーを巡っていました。
夕飯クリップ☆彡