札幌マラソンは快晴でした。
爽やかな秋空。さすがのmasaの‟出番”です。
お~い、君はどこだ??
並んだ列に並行して歩いてきたはずなのに、一瞬見失った・・
この人たち、みんなハーフの、Bブロックの列です。(この後列
Fくらいまであります)
あっ、いたいた。
今年は4回目のハーフマラソンにして、初めて伴走者なしでの挑戦でした。
伴走の方と一緒の時のこれまでは、割とドライにレース戦略などをイメージして
見送っていたのですが、今日は、「ただただ、無事に帰ってきてくれればいい、」という原点の思いに立ち返っていたせいか、スタートの号砲とともに、胸が熱くなりました。
空から差す光は、masaも含めてこのランナーたちひとり残らずに、全く平等に降り注いてくれている、と感じたからだと思います。
このマラソンスタートに限らず、いつでもどこでもそうなはず。
天は全く平等に私たち全員に光を注いでくれている・・。でもそのことを
こういう場を借りて目の当たりにすると、感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
スタジアム前の密集地域を少し離れた木陰で、静かに座って英気を養って・・
スタート後5キロの地点では、公文の先生お二人が沿道観戦してくださっていた連絡をお受けしたりしながら、帰ってくるのを待っていました。
ゴール前3キロ当たりの地点で、向かえる応援の人々が、
口々に、「ファイト!」とか「がんばって!!」」と声をかけています。これまで、なかなか知らないランナーにそうした声をかけられなかった私ですが、
masaを待つ間に、他のランナー達にそうして声をかけていると、まだ見えないけれど近づいてきているはずの遠くのmasaの背中を、一声一声押しているような感覚になりました。
「がんばって」と言うのは、目の前を通り過ぎるその人だけでなく、
走っているランナー全員に響き通じる魔法の力なのかもしれません。
はい、お疲れさま。
ベストタイムからは13分ほど足りませんでしたが、一人でよく帰ってきました。がんばったね。ありがとう。
走る人、つき合う人、応援する人、皆が前向きに参加している笑顔の渦の中で、人として皆に与えられている権利~当たり前に笑顔で生きる安心~を思い出させてもらい、‟ふつうのヒト”に戻れた一日でした。感謝です。
夕飯クリップ☆彡