~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

吐いて、吸う。

身の周りに起きる事柄や今の状態が

自分の思考が引き寄せているものであるということを自覚しているつもりでも

閉塞感を打破できるエネルギーが生まれてこない時、

そしてそのままの状態では現状維持ができないという下り坂を

辿っているとわかっている時、

上昇スパイラルの歩み方を反対に進んでしまいます。

 

そんなときは、多分、一旦歩みを止める。

そして、ただ‟生きている”だけにしてみる。

 

ただ、呼吸だけをする。

 

「吸って」「吐く」。

 

足を右、左、と交互に動かして無意識に歩いているように、

呼吸も「吸って」「吐いて」を無意識に繰り返していますが、

人は生を終える時、「吸って」終えると決まっているそうです。

 

生まれ出ずるとき、「オギャ~」と息を「吐いて」この肉体での命を始めます。

これも、人みな同じ。

 

心が不安定な時は、まず「吐いて」といいます。

ゆっくり長く息を吐くとセロトニンが増えて幸福感が増すのですね。

副交感神経が優位になる(緩む)のでリラックスするからです。

 

「吐く」ことと「吸う」ことを生と死に例えるならば

‟生”を象徴するのは「吐く」。「吸う」は死を象徴します。

 

これは、エネルギー全般に共通していると感じませんか。

「得る」ことは、終焉に向かっており、「出す」ことが生きることに繋がっている。

 

このような事を感じながら、ただ止まってみるだけでも、

私たちは生きています。

ありがたいことに。