~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

人は‟嬉しい”‟ありがたい”、と感じる時その思考が本質に向かう

「疲れたでしょ?少し休むといいよ。。。」

まだまだ体力が余っていて、アドレナリンが放出されている最中にこの言葉をかけられていた10代・20代の頃、この言葉がどれだけの疲れを取り去り癒してくれるのかがわからなかった。

でも、自分の意志以上の何かのためにオーバーワークをしている時、疲れがたまってきていて、踏ん張りがきかないかも、と感じ始めた体にこの言葉をもらったら、ぐわ~っと体が緩みますよね。

疲れが一気に‟幸せ”へと昇華します。

人は、うれしい、楽しい、よかった、いとおしい、ありがたい、と感じる時、その思考は本質に向かうのだそうです。本質とはこの世に存在するものすべてに共通する集合意識です。もう疲れた~と弱音を吐きたいくらい固まっている心と身体が、一言の思いやりの声掛けで、たまったストレスを流し出し、本来のニュートラルな状態に戻ることができるのです。

自分が感じている疲れは、自分がさらに生み出している心の疲れで上塗りされていませんか?誰かがかけてくれるこの一言は、落ちてきている自分の波動を文字通り切って支えてくれます。自分が一人で立っているのだはなく、全てと繋がっているのだということを思い出し、本質(=喜び)に立ち返る波動を吹きこんでくれます。喜びを得ると人は強くなります。

だから、その昔、夜中に勉強していてちょっと眠くなってきたかな、と思う頃にお母さんが「疲れたでしょう?」「よくがんばってるね」と声をかけてくれると

「いえいえ、全然。まだまだ!」と返すことができたのです。

誰かが声をかけてくれることって、こんなにも自分の力を蘇らせてくれるのだったと、逆の立場になるころやっと理解し、また、それがわからない若い魂にその力を吹き込むのです。

「疲れたでしょう?少し休むと、いいよ・・・。」