真央ちゃんの引退を知って
今朝早く、浅田真央さん引退のニュースを知り、テレビのコメンテーターはどんな感想を発信しているだろう、小倉さんは?とあちこち見てみましたが、どこも北朝鮮とアメリカのきな臭いニュースに時間枠をたくさんとっていて、気がめいりそうになるので『あさイチ』に退避していました。
10時台になり気を取り直して民放に切り替えてみると、この枠ではしっかりと流してくれていました。引退を知ったこのタイミングで、ソチのショートプログラムとフリーをノーカットで見せてもらえたことに、感謝です。
ショートはミスの連続だったとわかっていても、
あのパープルの衣装はそれまでの真央ちゃんの衣装の中で、一番美しかったと思います。悪い思い出を持っているのでもう着たくないかもしれないけれど、あの衣装をもう一度着て、パーフェクトな素晴らしい演技をしてもらうことが夢でした。フリーの完全演技は、わかっているのに最初から見て行くと、終わった瞬間のあの涙にまた感情が揺さぶられ、涙が出てしまいました。
新聞を読むと、左ひざの故障で練習量を加減しなければならないことが、彼女の勝負への自信をよわくしていったのだと察することができます。長い手足も滑らかなスケーティングも大好きでしたが、選手としての真央ちゃんを見たいと思うのは、”努力を成功のお守りにしている”、というところに通じるものがあったからかもしれません。
時代は、もっと軽やかに、自分を信じて自分らしく生きていくことを許すフェーズにはいっているようです。真央ちゃんにもそんな流れを察するアンテナが立っていたのかもしれませんね。
「もう、頑張らなくていいのよ」
「でも、これが私のスタイルだからなかなか努力に頼ることはやめられないの」
「では、立ち位置をかえてみたら?」
努力することは素晴らしい事だけれど、‟これをしなければ”というストッパーになることもあります。もっと楽しくのびやかに前に進んでいく道はあるのです。
全身全霊をかけたスケート人生を見せてきてくれた真央ちゃんを通して、自分の生き方にもヒントを貰える気がします。
真央ちゃん、本当にきれいになって♡(お婆ちゃんの気分のコメント(^_^;))よかったこと。よくやってくれました。ありがとう。