偉大な人が逝きすぎる・・
masaのレッスン中にお借りしていた新聞で、
ピアニストの中村紘子さんが7月26日に亡くなっていたことを知りました。
報道は29日だったようですが、見落としていました。
がんと闘病しながらも
春にリサイタル復帰されて、新しい奏法を試すのだとエネルギッシュに
お話なさっていたとか。
小学生の頃、一番最初にピアノを身近に感じさせてくれた、
日本人のピアニストの代名詞のようなお人形さんのようなお顔立ちと
端切れの言い『黒鍵』の演奏がピアノへの憧れを深めてくれた彼女が
普通の人と同じ病になって、亡くなってしまった、ということが
半分信じられません。
世界でも一番ピアノ人口が多い気がする日本だと思っているのですが、
国技の大スター千代の富士の訃報のようには取り上げられなかったのが
不思議に感じます。
ピアノついでに、不思議な思いだったのは
今夜放映していた『Qさま』が‟・・世界のスゴイ音楽家ベスト25から
全出題”となっていたので、音楽畑に強い回答者が揃っているのかな、と気になってみていたところ、
最終問題近くでのこり5人となったところで
葉加瀬太郎さんがアンサンブルで演奏された『悲愴』2楽章
の「曲名をこたえなさい」に
全員が答えられませんでした。
こんな有名な曲を!??
とびっくり。宮崎美子さん「ユーモレスク☆」
やくみつるさん「月光」
宇治原さんは「英雄」女性アナウンサーは「子守歌」続く珍回答にも
びっくり。人名やアートにはとても詳しいのに。
モーツアルトやバッハの曲名を言いなさいと言われているのではないのです。
ベートーベンなのに。。。
日本人の平均認識って、そうなのでしょうか。
一瞬、スタンダードを見失いそうになった、不思議な瞬間でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて、窓を開けると熱気だけが流れ込んできて、暑いので、
少し風を感じられる外に出よう、と庭にでてみると、
名残咲きをしているコがこちらを見つめていました。
お豆のツルには沢山の蕾が付き始めました。
可愛い・・・
この前作ってもらった支柱の先端まで行ってしまったツルが、行き場を探しながら、
上空へ旅に出ていました。(#^^#)。
支柱を作ってくれたおじさんは、「先端までいたら戻ってくるから。」って
言ってたけれど、・・・お〜い!戻ってきなさ〜い。
ここは、山の裾野になるので、風が強い日は
壁に沿って風が巻いてきます。吹きおろしに耐えられる
タフな人たちだけが生き残っている我が家の庭です。
バラに置いても同じ境遇。
だから、今日のような緩やかな風の日でも、
葉っぱが全員風向きにそって前へならえ、しているのです。
3本の支柱の一番右を昇ろうとしていたコは吹きとばされ左の支柱のあたりでウロウロしています。
「みんな、風に負けないように、しっかりと巻き付くのよ〜」