幸せな人々の風景を見せられて
あまりに寒い連休初日、鯉のぼりを背景に雪が積もっていた景色も
テレビで報じられていました。
休日特別開講でmasaが公文に行っている間、
久しぶりに書店ブラウジングの時間ができた♪と
勇んで足を運んでみると、そこにはいつもと違う場所に来たのかと
見まがうほどの家族連れがいました。
図書館ではないので、あちこちで、子どもを交えた親子や孫子の
会話がはっきり聞こえてきます。
今日はその声と話し方が、どれもみんな明るく微笑ましいもの
ばかりだったことが印象的でした。
まるで、絵本の中に出てくるような優しいやり取りばかりです。
女の子からお母さんへの語りかけ、
お爺ちゃんからお姉ちゃんへの語りかけ、
お母さんから男の子への語りかけ、・・・
児童書コーナーに設置されたお試しスペースでは
まるで我が家のように腰を据えて、日本地図パズルにじっくり取り組む少年・・・。
連休初日、ということもあるかもしれませんが、
幸福な人(天使)達の世界を垣間見た気がする風景に
自分の目の前に現れることは鏡・・・という言葉をふと思いました。
日常に課せられた(と感じる)物事をクリアする為に
自分の感覚のなかで作り上げたボーダーとタスク〔枠〕をクリアしようとすると
発生してしまう、不満、焦りを伴う感情や、それらをのせた話し方を
煮物のアクをすくうように取り除くことが、きれいな水を飲むことよりも
実は大切なことなんだと実感した数日前から、
masaや自分がしていることへの反応が
穏やかで前よりハッピーなものになっている、という気がしていたのですが
その変化のただ中にいる自分の状態を外の世界に映し出して
見せてもらったような、そんな気がしました。
いつも、こういう風景の中に居たい、と思わせてもらいました。
本当に偶然のことだとは思います。
でも、‟厳しさ”を含めた‟幸せではない言葉”というのは
正当性があったとしても、後でフォローされる時が確保されるとしても、
自分にとっても子どもにとっても
‟良い”ことではないんだ、と、わかるきっかけを
またいただいた気がした 休日の風景でした。