日本語の流れ
今日はまだ平日のはずなのに、8時台の地下鉄は
すでにガラガラでした。一方で、図書館前の駐車場待ちの車列は
夕方まで日曜日並みのロングラインでした。。
今日からお休みに入った人たちがそんなにいたのかしら?
✿ ✿ ✿ ✿
ホクト、ひとみ、ハヤブサ・・・。
目の前を通り過ぎた今日のニュースに並んだ名前たちは
どれもかっこいい、可愛いでも深い意味を表せる日本語ならではの名称です。。
名の中に、様々な意味を込められrのも
日本語の語彙の豊かさゆえの特徴ですね。
日本語は、内容を理解するために必要な
語彙数が他の外国語に比べて圧倒的に多くて1万語なのだそうです。
英語の場合は3000語、仏語・西語は200語と言われている中で、です。
しかし、その裾野に広がる豊かな語彙を使わなくなり、
短く、できるだけ広い範囲の重複した意味を一語で表せるような
ことばを主に使うようになっている日本人が次世代を担う若者に
多くなっていることは、何を予期させるのでしょう?
お爺ちゃんやお婆ちゃんの世代の人たちが日常で使えていたような
言葉でさえ、一部の専門的会話の中でしか使われなくなり、
多数をしめる一般の日本人の語彙に増えるのは新しく開発された
造語と新しい物の名称・名詞ばかり・・という図式が見え隠れしませんか?
スマホと中心としたコミュニケーションの変化が加速度的に拍車を
かけていることは言うまでもないと思います。
日本の良さが外国人によって再発見され、声高に取り上げられるように
なってきた文化ですが、その礎を担う‟言葉”を外国語に置き換え、
造語に置き換えてけずってしまってはいけません。
せめて、自分の理解できる範囲での読書で
言語文化を継承したいものだと思う今宵です。
そして、260日周期で見るマヤの暦は今日でちょうど半年。
折り返し地点です。そんな区切りの日に、こんなギフトを戴きました。
from marie先生。。可愛いブローチ。言葉で表現できない、
懐かしさや嬉しさのような感情に包まれました。感謝です。