あと1週間
昨日書いたクリスマスカード出すためにポストまで歩いた
昼前は、無風で太陽がポカポカしていて、桜が間違えて咲いてしまうのではないか
と思うほどでした。
お昼のテーブルに差し込む陽の恵みが暖かくて、暖房も消してしまったことを
今思い出したくらいです。
お散歩したい気分をぐっとガマンして、練習一色で過ごした割りには、
課題視して集中練習していた一曲よりもそれ以外の曲を通そうとおもったところで
モチベーションをキープするには余るほどの課題が目について、
それらを修正しきれずにタイムオーバー。1日が過ぎてしまった感が強く
1週間前という微妙な時間のコントロールの難しさにはさまっている1日でした。
実際はあと8日ありますが、
その間にある別本番(キーボードでクリスマス曲を並べます)の準備と本番で
1日は無くなるので実質1週間です。
ちょっと弱気に傾きそうな1日の終焉に、
昨日の世界歴代最高得点を更新した羽生選手のインタビューを見ました。
フリーの演技前、前の選手が次々とノーミスの演技で高得点を並べているのは
聞こえていたし点数も見えてしまった、という追い詰められた状況の中で
登場した羽生選手は、リンクに入って最初のトリプルジャンプ練習で失敗していたそうです。
一瞬ひるんだけれど、ここで弱気にならずに、
最高の演技をした直後のフェルナンデスに沸き起こっていた会場コールを背にして
「俺だぞ、俺が滑るんだぞ!」とアピールすべくトリプルアクセルを決め直したのだといいます。
追い詰められた心理になったとき、どのように恐怖心をコントロールしていくのか
というすべをまた一つ耳にした気がしました。
現時点でのパーフェクトを前提としたビジョンで調整をしようとする時に伴う恐怖心と
枠をひかずに突き進んでいく危うさという、私たち二人の抱えるものを
コントロールできるのは、受け身に回らないこと、そして
‟これが自分です。”というに恥じない演奏に向かう気持ちの強さを
裏付ける練習。これしかないのでしょうね・・・。
思いをめぐらせたところで、この機会をいただいていることへの感謝に帰結します。