~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

お昼を外に持ち出して

花には、放つ「気」により、人の身体を流れる気の停滞を補い
循環を健康な状態に戻す助けとなる力がある、という『花療法』に関する研究を
体系化している本を見つけました。

生花が家から欠ける日が続くと家の中の生気が弱まり、自分が弱っている時に
なかなか回復できなかったりすることは、前にも書きましたが、
この本の著者も、ご自身の大病がきっかけで花の「気」に注目するようになったのだそうです。

そして、花の色別、種別に効用がまとめられていたので
パラパラと見ていると、ナナカマドが目に留まりました。

我が家に面した街路樹で、最も身近な木です。
           
そのナナカマドは、免疫力を高め、呼吸器系が活性化して鼻や喉などの諸症状に
効くのだとか。さらに、‟心にはゆとりを取り戻してくれる”、と書いてあります。
まさに、治りきらないのか新しい風邪を貰ってしまったのかはっきりしない
喉と気管支の炎症が気になっている私の為にあるようなナナカマド様!ではありませんか。

それで、今日は、紅葉狩りならぬ‟ナナカマド狩り”を兼ねて少し散歩をしよう
と決めました。
すぐ外に出れば、街路樹のナナカマドがありますが、それでは散歩にならないので
あそこなら、木が沢山あるからナナカマドもあるだろう、と目星をつけた
山の公園に行くことにしました。
                
展望台からこの景色を眺めるのも久しぶり・・・。11月にしては風もなく
11度もあって暖かかったので、持参の紅茶と果物とパンでアウトドアランチにしました。
少し高台に上がっただけで、空気がきれいな事を感じます。
お腹が満たされたら、ナナカマドを探しつつお散歩。

年に1度くらいは来ていると思っていたのですが、園内をくまなく歩く、というのは
本当に久しぶりでした。
隠れた遊具スペースには木でできた遊具がいろいろあって、幼児時代のmasa
一番遊んだ場所でした。・・ところが、木々と川と橋の位置から見てその場所であったはずの
遊具は一切なくなっていて、なにもなかったかのような、道がクマザサとススキに
覆われていました。
えっ・・・・?
一瞬浦島太郎になったような気分でした。
masaとの思い出のミニ公園は、2002年の風台風の時、そこにあったシンボル的巨木が
倒れたのだということが、その半分倒れかけている巨木にかかっている表示でわかりました。
恐らく、その木が危険だということで、遊具が撤去されてしまったと思われます。

園内には来ていても、この場所には13年も来ていなかったのだということに
驚きを覚えながら、ここを訪れる時間も無いような目まぐるしい13年間の環境の変化や
masaの成長を思い起こしていました。

今日はそんな風に、今ある自分たちにあらためて感謝する機会を与えられたのかもしれません。
         ✿    ✿    ✿    ✿    ✿

さて、肝心のナナカマドは、山の中にはありませんでした。
鳥の声や木々の葉が拍手のように擦れ合う音に癒されて、私たちは‟下界”へ降りました。

お出かけの呼び水となったナナカマドへの感謝の意も込めて
街路樹のナナカマドを愛で、落ち葉を少し貰ってきました。
                  
その後外は雨の音。
紅葉狩りにはラストチャンスだったかもしれません。
偶然に誘い出された戸外での昼食の幸せでした。

夕飯クリップ☆彡
              
    ちょっと卵が少なくてお好み焼きみたいになってしまったスパニッシュオムレツ。
              美味しかったようではあるのですけれど(^-^;。