上機嫌さん
朝の小雨をかいくぐり、山へ抜けると
木々の葉は黄色から茶色に変わり、そのほとんどが落ちていました。
茶色の山を見ると11月です。
そんな景色の中でmasaは馬に乗っていたのですが、
昨日の振動の話をふと思い出しました。
音ではありませんが、乗馬の振動って、(軽速歩で乗っている場合を除いて)
正反動、もしくは駆け足で乗っている時ですが
体内の髄液に振動を与えてくれているのですね。
自分の足で走っている訳ではないのに、30分も乗れば汗びっしょりになるのは
体液が振動を受けて筋肉が振動し体温が上がっているからなのですね。
今更ながら、妙に納得していました。
ここのメンバーの一人(?)にコータローというミニチュアホースがいます。
‟ミニチュア”は馬なのですが、大型犬くらいのサイズという小さい小さいマスコット的な馬種で、
コータローはそれにしては中途半端に大きく、コロッとしていて、
でもポニーにはなりきれない・・・という愛くるしい存在です。
この小さな馬体に乗って練習するtakaくんがお母さんと来ていました。
takaくんももうすぐ2年生。コータローに乗れるのもあとどれくらいかな?
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takaくんはもちろん、今日はお母さんもいつもに増して元気で、明るい笑顔で
ポンポンまわりに話しかけている・・何かいいことあったのかしら?と思うくらい
の‟上機嫌”さん、はまさしく本日の私が目指そうと思っていたところでした。
そうそう、そういう感じをやってみればいいのね。
目の前に本日のテーマモデルを見せていただいたかのような1日のスタートに
軽い驚きを覚えながら、そのお母さんをまねるように、敢えて快活に
午後の練習時間も過ごしてみました。
いつもは穏やかに(悪く言えば抑揚なく)発している日常の声掛け
(「そうね」とか「ありがとう」とか「○○やってくれる?」など)を
意識的に快活トーンで、極力『♪♪♪』をつけて発するようにしてみましたところ、
あら不思議、「いいね〜」とか「いい感じ!」という誉め言葉も続いて流れ出てきます。
小さい子供は、キンキンした声よりも、少し低めの声のほうが良く耳に入る、と
聞いたことがあったので、いつの間にかそういうトーンの話し方が
masaと私の間で普通になっていたのですが、今日はモデルママ登場のお蔭で
約一ミリほど、理想の発信音に近づけた気がしました。
また感謝の今宵です。