~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

白いお皿

今日は、masaに長時間の留守番にトライしてもらいました。
とは言っても、夕方のプールに一人で行くことはできないので
そこを助けてくださる方をずっと探していて、2日前に
その問題も解決したので、お留守番計画を実行してもらうことになりました。

昨夜、5時間の留守番中の流れをざっと説明したところ、
不安げ、というよりは、なにやらルンルンしている?

たっぷりとママから離れて一人になれる、ということが
楽しみな年頃なのね・・と、新鮮な発見で、一人留守番してもらううしろめたさが
少し薄れて迎えた当日でした。

することを明確にわかっていないと、ただ座っているだけ、という
状況になってしまうので、時間とやることの流れを書いたメモを作りました。

ピアノ練習➡昼食➡好きなビデオ➡公文プリント➡おやつ➡好きなこと

という流れに、それぞれ具体的なメニューを準備して
説明し、昼食のお皿以外は目の前に並べて出かけました。
昼食は、お鍋につくったカレーをお皿に盛り付けて、みかんといっしょに食べる
というものでした。
おやつは目の前に置いて、紅茶を入れて食べることにしました。

ご飯の盛り付けと紅茶をいれることは、普段からしているので
できるだろうということで、チャレンジしてみました。

夕方、Ryokoさんに送ってもらったプールに迎えにいくと
元気そうに出てきたmasa
帰り道、「カレーは温めて食べたの?(温めかたも‟4番で2分”と教え、メモして
行きました)そのまま食べたの?」と聞くと、
「温めて食べた。」

よくできました!!
すごいな〜。大人になったな〜。これからはご飯をはさむ留守番もできるな〜。
と大喜びで家に帰ってくると・・・
テーブルに置いてあったミカンが減っていないことに気づきました。
(ああ、みかんは食べなかったのね、忘れちゃったのね)
と思い、ゆっくりと着替えて、キッチンへ向かうと、
               ・・・
「カレー、どのお皿で食べたの?」
と聞くと、食器棚のお皿の山をゆびさして、「このお皿で食べたの」
と言います。それで、洗って、拭いて、片付けた??
ありえない。

「ご飯、食べなかったの?」何度も聞いても何を聞かれているのかも
よく分かっていない感じで「食べた」と言っているので、
本人を呼び寄せて、検証タイム。二人でカレー鍋のフタを開けてみました。

減ってません。

これを見て、初めてこれの事を言われていたのだと気づいた様子のmasa

あ〜この時間まで、おやつのビスケット数枚と紅茶でつないで
1000メートルくらい泳いできたのね・・・。

やはり、過度な期待がすべて成就されるということはなかったようです。

それにしても、メモに書いた他のメニューは全部できた痕跡があるのに
どうして‟お昼ご飯”だけ抜けてしまったのだろう。
推測ですが、メニュー最初がピアノだったのですが、
これが終わった時間が2時だったのかもしれません。

‟昼ご飯”は1:30 のところに書いたので、
2:00 = 好きなこと
というところに飛んでしまったのかも知れません。

忠実にデジタルに書いてあることに従う性質ならではの超弱点です。

お腹すいたな〜と思って、何か抜かしていないか?と疑うということが
ないのですね。
いえ、そうではなく、空腹を感じる余裕もなく緊張して留守番タイムを過ごしていたのかもしれません。

辛うじて、わずかな‟おやつ”を目の前に置いておいてよかった・・・。

この事実が発覚したとたん、masaがすごい空腹であることがわかった私は
慌てました。お昼にお腹に収まるはずだったものを
その場で準備。彼の食べ始め方がやはりいつもと違う勢いでした。
               
次にこんなことがある時は、プールの事と同じくらい‟ご飯”のことを 
心配しよう。

不在中の橋渡し役を買って出てくれたRyokoさんからは
masaのバースデープレゼントもいただいてました。玄関先に・・。
              
感謝ひとしおです。
私たち親子にとっての‟大イベント”がなんとか無事におわりましたことを
感謝する今宵です。