~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

バスの本

この秋に入ってから一番寒く感じる夜です。

それにしても今日の風はすごかった〜。
傘はmasaの男物のカサを握りしめて約数メートル歩いただけで曲がってしまいました。
傘骨の多いタイプのカサ以外は太刀打ちできなかったのではないかしら。
強風を見越してカッパで歩く人が多かったのが印象的でした。

帰り路に寄った図書館もさすがにとっても静かでした。
masaに「入り口まで走りなさい!」と言っておきながら、
後に続こうと思ったら横からの突風に動けなくなりそうになった私。
突風で歩きたい方向に進めないというのはこういうことなのですね。
一瞬恐怖心にもかられ、図書館の入り口がシェルターのように見えました。
きっと、この中に居る人の半数は、
‟帰ろうにも帰れない”状況を半ばあきらめてゆっくりしていたのだろうな。

こういう悪天候の日に外に出ると、集配関係のお仕事につかれている方への
敬意がやみません。

そして、建物の中に入ったら大丈夫とかけこみ、安心できる家に住まうことに
感謝を覚えます。

そんな本日の図書館で、masaが何気なく選んだエッセイは『スバらしきバス』。
               
(*^^*)まあ、タイミングよくこのようなタイトルの本を見つけたものです。
朝の通勤に地下鉄とバスを乗り継いでいく練習をしていますが、
最後に乗るバスが難関で、ずっと私が付き添って乗り、降りるべき停留所で
降りそびれないようにしていました。
そのバスに、やっと一人で乗って行く決断をして、無事に修業先に辿り着けた今日だったのです。

普段車で動く生活をしていると、バスというのはかなり生活から遠いところにある
交通機関なのですが、だからかえって、バスの中の楽しみを求めてふらっと乗ってしまうというのもいいものかもしれない、とおもわせてくれる、のんびりしたエッセイのようです。

masaがのる区間は頑張れば歩ける2区なので、こののんびり感を味合う暇は
生まれそうもありませんが、このエッセイのように、のんびりバスにのって帰ってくるという楽しみかたを教えてあげるのも、いいかもしれない、
と、さっそく刺激を受けています。

私のも、なんだか面白そうです。
            
『ミドリさんとからくり屋敷』は成毛真氏の著書で紹介されていて、
電柱を大黒柱のようにした大きなお宅を自分で設計して建ててしまった
というミドリさんの家のお話です。
この家自体も一軒のなかに6世帯が暮らすユニークな共同住宅で、
これからの高齢化時代の住居を考えるうえでも、とても興味深い本です。

あと、書店で長く平積みにされていた‟フランス人は10着しか服をもたない”
の原書もありました。
‟MADAME CHIC -20 Stylish Secrets・・・"って、すごくストレートな表題だったのですね。

邦訳のタイトルに賞をあげたい。

明日は、台風が遠ざかり、穏やかなお天気が回復していることを祈ります。
きょう、飛んできたものに当たって怪我をすることもなく
無事に帰ってこられたことに感謝の夜です。