~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

火縄銃 三段撃ちのシーン

珍しく身近な夢を見て迎えた朝、
masaがランニングに出かけるのを見送ると同時にソファを陣取り
‟お姫様”のモチーフを編んでみました。

編みあがったお姫様を眺めて、刺繍糸やビーズで色をのせたくなりましたが、
着せ替え人形のように、イメージして遊んでいる方が楽しいという結果になり
shapeのままでキープ。この方がイメージが膨らみます。

編み花サロンに初めていらっしゃる方のイメージが膨らむように
現物サンプルをあれこれ作っておいた方がいいかな、と思いたってから
一時置き場のドイリー上は、もう作業場状態です(#^^#)。
仕上げ手前の花が昨日1日で山積みです。
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お昼は、昨日のムードの流れで「焼きそば!」と言っていたmasa
リクエストを気分採用して、”お好み焼き”でした。
               
 
BSでは、信長の‟長篠の戦い”を検証する、というのをやっていました。

火縄銃の三段撃ちで、勝利したことになっているが、実際、火縄銃と
馬とどちらが速いか、という実験が目を惹きました。

まずは、甲冑をつけて槍を持ち馬装した、総重量102キロの負荷をかけた
木曽馬が50メートルを何秒で走れるか、という実験。
乾いた道では7秒を切っていました。木曽馬はサラブレッドより小柄なのに
国産の純血種も力があるのだと改めて感心しました。

でも、長篠の戦いがあった当日は雨の後でしたがぬかるんでいたと思われるため
足をすくわれやすい条件の馬場を走らせると、タイムは8秒台後半。
一方、火縄銃の火薬を詰めてから火をつけ、発射するまでに要する時間は30秒。

これを3人が入れ代わり立ち代り撃ったことにより、勝ったのだと語り継がれているけれど
向かってくる馬が到達する前に発砲できる(9秒以内のペース)が
どのようにしてできたのか、ということで次は三段撃ちの実験。
1列目が構え、一声に号令により発砲、2列目に交代・・、という形で
3列を回していくやり方では20秒かかってしまいます。
それで次は、と3人一組で号令なしで準備ができ次第、3人チームのペースで順に撃っていく方法で実験すると、約13~14秒かかってしまい、やはり間に合わず。

実験の結果、3段撃ちというのは、3列がずれて配置し、場所を動かずにその場から
撃っていく、という方法だったことが推察されました。
よく時代劇で見られる、あの発砲隊シーンの3段撃ちは実際とは異なっていたのでした。

この例のように、語り継がれている史実をうのみして、事実だったと思い込んでいることは
きっと沢山あるのだろうな、、と歴史を研究する方々のロマンをかじった気がして
プチハッピー♪。

この検証の締めとして、考えさせられたことがありました。

鉄砲戦が戦争の中心となり替わって、武術をそれほど鍛錬しなくても
数がまされば勝てる戦の時代となり、戦力の中心となっていった足軽たちの
3人に一人は銃を持っていたというほど日本国内は、銃であふれていたのに、
江戸時代になってその銃はどこへ行ってしまったのか。
刀をさしたお侍様が鉄砲とやりあう時代劇はあまり見たことがありません。

それは、幕府が銃を厳重に取り締まったから。。。
つまり『軍縮』が天下泰平を守る、とお上の御禁制ゆえに
武器(銃)の技術はそれ以上発展もしなかったとのこと。

このように、自ら軍縮をする平和国家の例を持つ日本ならではの歴史を
今の時代にも生かすことはできないのかな、と
思います。

武器を持てば、武器は開発し続けられてしまう。
武器開発の究極同士でバランスを保っていないと自分たちの命が危ういなんて
なんだか、滑稽です。
平和を実現する他の方法を、世界が採択できる日が来ることを祈ります。

夕飯クリップ☆彡
             
        牛ひき肉をズッキーニ、もやしと一緒に春雨で炒めました。
             ピリ辛甘醤油味です。