~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

イメージが予想以上に変わりました

本日のお土産♪ SALLY'S cupcakeのカップケーキです。
さて、どこへ行ってきたのかわかりますか?
               
自宅からさほど遠くない活動圏内にあるにもかかわらず
これまで足を運ぶと思ったこともなかった施設です。
            
去年の冬、みんなで雪遊びをしたメンバー(幼児2名+大人4名+masa)に
それぞれ乳児があと一人ずつ増えた総勢9名で、どこに遊びに行きたいの?と聞いたところ
ここだと言うので、数年前に新しくなって話題になっていた札幌競馬場に
行きました。
偶然レースも開催日で、どこかの国際空港かと見まがう施設に快適な空調
まあ、万博でいえばアラブの石油産油国のパビリオンのような
豊かな経済力を感じさせる場内に、家族で遊びに来る人が多いというのも
うなずけるスポットでした。

とても明るくて匂いもないし、空調も快適で
何より、賭け事をしている群集のなかで渦を巻いているような
入り混じった‟気”の濁りのようなものに取り巻かれることなく過ごせる空間が
十分に確保されているところが競馬場の想像を良い意味で越えていました。

賭けている方のレースが大切な人々が観覧する席も充分にあって
立ち見のフェンス越しになら、どの場所からも走っている馬を近くに見ることが
できるし、レース関係なしで食べたり遊んだりしたい者たちが
歩く空間が2回のテラスには十分確保されていて
ベビーバギー2台を並べて移動しても全く支障がない、快適さです。
引馬や馬車やトランポリンなどは勿論、ゆるキャラの着ぐるみもいますし
『宝さがし』と称したクイズラリーまであって、これが子ども限定の割には
問題のレベルが大人も楽しめるようにできている。

特に最後の2問は大人の‟交渉力”(「教えてくださ~い」と場内警備のお兄さんに答えを尋ねる)
が必要な種のもの。
馬場の中央にあるこどもコーナーには、ちゃぷちゃぷ池もあって、
akariたちは、水遊びもし、トランポリンもし、宝探しもして半日があっという間に
過ぎていきました。

子どもと遊ぶとこんなに時間が早く経つものか・・と
なにかにつけていちいちかしましい娘たちの騒ぎを耳にしながら、
普通の音量で平和にコーヒーを分かち合えるmasaと‟本部”の平和をかもし出しながら
まだ歩けない乳飲み子たちの精気を分けてもらっていました。

こんな中、masaが一番嬉しそうな表情を見せたのが
最終レースも終わり、人の波が一気に出口に向かっていたそのころでした。
ちびさん達がソフトクリームをおねだりしているのが聞こえていた
と思ったら、二人のお母さんともう一人の大人がみんなで
雪印パーラーの方へ向かっていったので、座っていた私はmasaも欲しいかな?
と思って「ソフトクリーム欲しかったら、これ持って、ついていきなさい」と
小さなお財布をわたし、一人で行かせてみました。
「上手にお買い物できるかな?」(他のみんなが一緒にいるから大丈夫かな,と思い)
「あ、てもあの財布の中には400円も入っていなかった!!」
と気づいて追いかけていくと、何と早い事!もう注文を終えて支払をしているところでした。
ホントに欲しかったのねえ〜
(この素早さから見て取れる彼の本心。)
そして、無事に支払を済ませたので、安心して席の方へ戻ろうとすると、
彼も一緒に戻ってきます。ソフト持たずにニコニコしながら・・。

買い慣れないということは、こういうことなのでしょうか。
店員さんがチョコのソフトを片手に走って追いかけてきてくれました。
これもあまり見ない光景(*'▽')。
でも、『チョコ』だったの?
私と買う時、色々なフレーバーがあっても必ずバニラを選ぶmasa
『チョコ』を選んでいたのが、またなんだかとても心躍った彼の心境を垣間見た気がしました。

席に座って、チョコソフトを丁寧に味わいながら、
kaedeたちのウエハースにもつけてあげて、十分楽しみ、
最後の一口まで食べ終えた直後の彼の満足げな笑顔!!
身体全体が喜びに満ちあふれています。
本当に本当にささやかなチャレンジの中の自由を、
本当に欲しいと思っていたものと同時に味わえた喜びが抑えきれない、というその姿は
彼の本来の躍動感はこんなにも身体の中に秘められているのだと驚くほどでした。

masaのこんな表情を見ることができただけで、今日は大収穫です。
楽しい場所で時間を共有してくれる仲間たちあってこそ。
ありがとうございました。

あ、そうそう、冒頭のカップケーキ、いただけたのですよ。
全く知らずにカップケーキを求めようとしたら、売り切れで。
でも、競馬場の写真をSNSに投稿した画面を見せると一つ差し上げられますって。
限定30名とかのようですが、これはあまり知られていないのかな。
のほほ〜んと遊びながらもともと食べたかったスイーツのスペシャル版を与えて頂けて
わたくし、本当に幸せモノです♪。