11年経ってわかる”自閉性”認知の不思議
家の向かいにできたコンビニへ大型ごみのシールを求めに行きました。
そうしたら、masaの小学時代のクラスメイトが、10年前の顔のまま(*^-^*)
レジで応対していました。
お客様とのやりとりが少し長引きそうだったので、
笑顔で目を合わせただけでそのまま帰ってきました。
(kohei君、ここでアルバイトはじめたんだ・・)
大学に行っていれば3,4年生の世代だからなのか、今我が家は
クラスメイトのアルバイター達で取り巻かれています。
家の裏側のスーパーにはippei君に入れ替わってkoshikawa君がいるし、
同じビルのダイソーにはmayakoちゃんがいたし、
近所の回転ずしにはayameちゃん、ブックオフにはrikaちゃん、
あちら側のコンビニにはnatukoちゃん、お気に入りのベーカリーAngeにはMさん。
皆、小学時代毎日masaに付き添って終日教室内にいた私にとっては
子どもたちのような子たちです。
ところで、今日発見したkohei君って、苗字なんだったっけ・・?
コンビニから帰る道すがら思い出そうとするのですが
玄関にたどりつくまでに思い出せません。
あ〜気持ち悪い〜〜!
卒業アルバムを引っ張り出すしかないのかな、
でも思い出せそう・・・と悶々としながら、masaに聞いてみた私。
「小学校のときの、kohei君に会ったの。ねぇ、『‟なに”koheiくん』だったか
覚えてる?
すると、「Hasebe。(*^-^*)」とすんなり。
え〜〜〜〜!?そうそう!その通り!
私がこんなに驚く理由を理解していただくのは難しいかもしれません。
なぜって、その当時、(小学3年生前後)は担任の先生の名前でさえも、
毎日教えても言えなくなるくらい、人の名前を覚えられないmasaだったからです。
顔と名前を一致させるという認識が難しそうでした。
あるいは、名前という固有名詞の概念が普通名詞と区別できずにいるのかな
と理解していました。
「今日は誰とお弁当食べた?」と尋ねると
「こどもと食べた」と答えていたのが小学校6年生ごろです。
この頃、やっと5,6年生担任だった先生の名前は言えるようになりました。
しかし、同級生の名前を言えるようになったのは
高校くらいになってからです。
そのはずなのに、小学時代のクラスメイトの姓と名を正確に言えるなんて!
覚えられない、のではなく、言えない(使えない)だけだったのですね。
今、11年経過して、やっと当時の彼がクラスメイトの名前をわかっていたことが
判明しました。
現在、小学生くらいの年ごろの自閉症スペクトラムのお子様をお持ちで
このあたりのことについて諦めているかもしれないお母様方がいらしたら
是非こんなこともある、とお伝えしたい出来事でした。
「サンマを蒲焼にする」と言ったmasaのリクエストにて。
きんぴらはダイコンの皮(*^-^*)。
スープはキャベツチキンとコーンのカレー風味です。