満たされた月の日

今年は、お正月からずいぶんお餅のお世話になっている気がします。
今日も、お昼はダイコンおろしの餅グラタン。

白いお餅と玄米餅の2色で、めんつゆ使いのオリジナルレシピに
少し生クリームスープをブレンドして、溶けたチーズの上には焼き海苔を。

お腹がいっぱいになってついお昼寝。
その間もプリントをして待っていたmasaが、今日新しいワードを発するのを
聞きました。
お昼寝から寝覚めの一杯のお茶を入れ、二人で飲んだところで
　　　「もうひ・・がんバ・・だ」
はじめ、‟もういっぱい頑張った”と言ったのかな？とよく聞き取れなかったので
問い返すと
　　　「もうひとがんバリだ」
と言っていました(*´▽｀*)。‟ばり”のところにアクセントを置くので
違う国の言葉の様な・・・。
そんな、ひとことを残して譜読み中だったピアノの部屋へ入って行く彼の
後に続くことが、かなり頼もしく、嬉しい体験でした。

今日の大きな満月を見て、masaが自ら「月だね」と口にしたのも
彼の姿勢や視界が確実に私のそれを辿っていることを感じる一コマでした。
自分の行いや価値観を通して、彼が豊かな人生を送る下地を作っていることを
あらためて自覚し、日々を進んでいこう、と思わされた1日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　
満月は、物事が成就するタイミングだというけれど、
今日は人生の知恵を学んだり、またお話しを通じて生きている実感を共有したり、
自分の周りに存在する豊かさを感謝とともに感じる1日でした。

少し早目のバースデー、と言って（・・にしてはとてもたくさんの）
贈り物もいただきました。
お姫様風のバスパフューム　　　
自分がこうしたい、と思っている風景の‟使い”のようなボトルに
「家に来てくれてありがと。」
フランスの哲学者　アラン氏の「幸福論」には
　　　人々に幸福と知恵を贈るために生み出されたというミッキーマウスの
　　　イラストが各ページに施され
きっと明日のお茶のともになるであろう、お菓子と共に、
これらを選んでくださる間のお気持ちと一緒に戴きました。
marie先生、ありがとうございます。

昨晩、人工知能中心の近未来図の番組を見ながら、人口知能の手の及ばない
感性について、考えていたところですが、
こんな風に、気持ちを形の中に感じたり、共有する時間の中に学びを感じたりすることは
人工知能では持ちえない、人間ならではの能力のひとつ。
このように、人として生きていられる幸せを確認できるひと時を与えられている
ことに、感謝いっぱいです。

明日からまた、
一歩でよいので進むことを怠らず歩んでいきたいと気持ちを新たにする今宵です。